偽セキュリティ警告画面が出たら?
「変な画面が出てにっちもさっちもどうしようもなく、
画面が元に戻らない。」とのユーザー様からの連絡が時々あります。
Edgeなどを立ち上げインターネットを閲覧中に、下図のように突然大きな警告画面が、モニターのど真ん中に開く時が有ります。
更に大きな警告音がスピーカーから鳴ったりもするようです。
「WindowsDefenderセキュリティセンター」
「このPCへのアクセスはセキュリティ上の理由でブロックされています。」
「Windowsサポートに連絡する」:×××−××××−××××
「拒否」 「許可」・・・・・・
実はこれはいかにもMicrosoftを装ったサポート詐欺で、ウイルスに感染したような画像を見せ、
また大きな警告音を出すことで相手を慌てさせて、偽のサポート番号に連絡するように誘導します。
そしてサポート料金を求められます。
「許可する」ボタンを押したり、何かをクリックしてしまうとドンドン深みにはまって身動きが取れなくなります。
もちろん、決して表示の電話番号に電話をしてはいけません。
偽セキュリティ警告画面を終了する方法
キーボード左上にある「ESC」キーを長押した後、ブラウザの「×」をクリックしてください。
ブラウザを終了できない場合は、ブラウザの強制終了またはパソコンの再起動を行ってください。
ブラウザを強制的に終了する方法
「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を同時に押し、「タスクマネージャー」を起動します。
利用しているブラウザ選択し、「タスクの終了」をクリックしてください。
パソコンを再起動する方法
「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を同時に押し、画面右下のボタンをクリック。
「再起動」を選びます。
一旦再起動して再び出なければ大丈夫です。
念のために、ウイルススキャンをすれば安心かと思います。
また、繰り返しサポート詐欺の画面が表示される場合は、
ブラウザーの通知の許可をしている可能性がありますので、「許可」の項目にあるサイトアドレスに身に覚えのない怪しげなURLが有れば、削除してください。
2024年7月掲載